調剤ミスで死亡事故

薬局の薬剤師が薬の調剤を失敗し、それを服用した女性が死亡した
という事件があったのだが、その件で調剤ミスを犯した薬剤師2人が
逮捕されたというニュースを目にした。

この事件、単なる調剤ミスだけではなく、悪質な点がもう一つあって、
調剤ミスについての報告を受けた管理薬剤師のほうも、適切な薬剤の
指示をしたり、調剤した薬の回収をしたりしなかったのである。

もっと早い段階で、薬の回収をしておけば、今回のような死亡事故には
ならなかったのかもしれないので、最初の調剤ミスとその後の放置の
2つが招いた、大きな人災であると言えるだろう。

薬を受け取る側は、薬剤師の人が出してくれたものを、基本的には
素直に服用するのだから、それが間違っているなんて思わないし、
正しいかどうかを調べる術もないのである。

それなのに、間違った薬を渡した上に、それに気づいても放置した
というのは、非常に悪質であると言える。

未必の故意ととられても仕方が無いのではないだろうか。
単なる調剤ミスだけであればまだしも、やはり放置していたという
ところが、一番ひどいと思うところである。

こういった人は、自分の職業に対する責任感というものが致命的に
欠如しているのであろう。

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